倉敷市連島出身の象徴詩人、薄田泣菫に宛た書簡680点が、親族から倉敷市に寄贈されました。
薄田泣菫の親族、薄田仁郎さんや顕彰会のメンバー7人が倉敷市役所を訪れ、目録を伊東香織市長へ手渡しました。今回贈られた書簡は泣菫が詩人として活躍した明治後期のものが中心で、島崎藤村や坪内逍遥など、著名な小説家や詩人からの書簡も多く、泣菫の当時の広い交友関係が伺えます。倉敷市はこれまで贈られた書簡は庁舎内で保管し、2009年からは調査研究チームを立ち上げ、研究・解読を進めています。今年度末には書簡集を発刊する予定です。




