JFEスチール西日本製鉄所で春休みの親子を対象にした工場見学が開かれ、親子は鉄づくりの現場を学びました。
工場見学には、この日倉敷市内からおよそ150人の親子が参加しました。
この工場見学は身近にある鉄がどのように作られているかを親子で学んでもらおうと年に3回開いています。一行は、岡山市の後楽園のおよそ82個分の広大な敷地で作られている「鉄」の現場をバスで巡りました。
溶鋼炉の工場の前では鉄が創り出されている様子を見ることができ親子は興味深そうにカメラに収めていました。そして実際に間近で現場を感じてもらおうと厚板工場に立ち寄りました。1200度に加熱された約10トンの真っ赤な鉄が巨大な圧延機で薄く延ばされていきます。ここで作られているのは船や橋など大型の建造物に使用される鉄の板です。
東京スカイツリーにもJFEスチールからおよそ2万トンの鉄を供給したそうです。子ども達はもちろん親も鉄づくりの迫力に圧倒されていました。
この工場見学は次回は夏休みに行うことにしています。




