玉野市胸上にある高野山真言宗の宮尾山 三寶院で500年以上続く伝統行事 聴聞法会が行われました。7年に1度の行事に地元では稚児行列が行われ華やかな衣装で子どもたちが練り歩きました。
稚児行列には、地元の子どもたちなどおよそ50人が参加しました。子どもたちは、平安時代の公家をイメージした衣装を身に付け天上眉のメーク。そして、女の子は金色の天冠、男の子は烏帽子を被り出発を待ちます。この稚児行列は、玉野市東児地区で500年以上続く伝統行事「聴聞法会」に合わせて行われました。東児地区には7つの寺があり、毎年輪番制で実施しています。聴聞法会が三寶院で行われるのは、7年ぶりとなります。7つの寺の住職らが法螺貝や如意鉢、銅鑼を鳴らし、その後ろから華やかな衣装の子どもたちが練り歩きます。子どもたちは、保護者と手をつないで三寶院までのおよそ200mの道のりをゆっくりと歩きました。南北朝時代後期から続く伝統行事。子どもたちにとっても楽しい思い出となったようです。




