放射能をモチーフにした作品作りに取り組んでいる現代美術作家ヤノベ ケンジさんが手掛けた高さ6.2メートルの少年像『サン・チャイルド』が大原美術館の中庭にお目見えしました。
黄色の防護服を身にまとった高さ6.2メートルの巨大な少年像『サン・チャイルド』。この作品は東日本大震災から復興、再生していく人たちの希望や大きな夢を与える存在になってほしいと作られました。手がけたのは放射能をテーマにした作品を作り続けている現代美術作家ヤノベ ケンジさんです。スタッフ8人が2日がかりで作業にあたり、腕や胴体、頭など、鉄とプラスチックの20のパーツを組み立てていきました。サン・チャイルドはこれまでに3体作られていて、今回展示されるものはモスクワ、イスラエルで展示され、倉敷にやってきました。大原美術館では来月20日からはじまる現代アートの企画展『大原コンテンポラリー』の特別展示として一足早く大原美術館内に登場しました。サンチャイルドは7月7日まで展示されています。




