総社市で、日本人と外国人がともにくらすまちづくりを考える「多文化共生フォーラム」が、きのう(24日)開かれました。
フォーラムでは、講演が行われ静岡県の浜松学院大学の津村公博教授が講師として招かれました。浜松市は、総社市同様日系ブラジル人が多く住んでいて、津村教授は、日系ブラジル人の生活の実態調査などを行っています。調査の結果、「日本人との価値観の違いや行動様式の違いに悩む意見が多かった」と発表。その上で「日本とブラジル二つの文化を生かしたまちづくりを行っていくべき」と提言しました。このフォーラムは、総社市内でブラジル人向けの日本語学校を開いている「NPO法人ももたろう海外友好協会」が主催したもので今年で2回目です。
【インタビュー】NPO法人ももたろう海外友好協会 枝松孝典理事長
また、会場には、ブラジルの食べ物を販売する屋台もあり、訪れた人たちはイベントを通じて互いの文化を理解していました。




