倉敷ガラス作家・小谷栄次さんの新作展が日本郷土玩具館 プラスワンギャラリーで開かれています。
岡山を代表する工芸品『倉敷ガラス』。会場には小瓶や水差しなどが並んでいます。今回は色や形、大きさなど、小谷さんが独自のデザイン感覚で作り上げたものが目を引きます。真赤な色合いの酒瓶や、色を流すような柄のコップ、通常より一回り大きなワイングラスなど、小谷さんの創意工夫が作品の中にちりばめられています。小谷さんは、倉敷ガラスの創始者小谷真三さんの長男で、およそ30年間、作品を作り続けています。倉敷ガラスが本来持つ手に馴染むような使いやすさや見ていて飽きないデザイン性に加えて、独自の感性で新しい倉敷ガラスの世界を作り上げています。日本郷土玩具館での倉敷ガラス作品展は50年近く続いていて、最近は、小谷さんと父の真三さんが交互に開いています。倉敷ガラス作家・小谷栄次さんの新作展は今月28日まで開かれています。




