岡山県立大学はおととしの入学試験で教員による点数操作の不正が行われていたという内部告発を受け、調査委員会を今月初旬に設置し、調査を続けていました。
きのう(25日)調査の中間報告が行われ委員会は告発の内容を否定すると共に、今後は弁護士を入れてさらに調査を行うことを決めました。
告発によるとデザイン学部造形学科の受験生1人が、センター試験と実技のデッサンの合計点が合格ラインに達していたにも関わらず教授がデッサンの点数が低くなるよう操作し不合格にしたということです。
告発を受け岡山県立大学は今月4日、学部長など4人で構成した調査委員会を設置しました。25日行われた中間報告では不正に関わった可能性のある教員に聞き取り調査などを行った結果を発表しました。
【インタビュー】◆ 岡山県立大学阿部淳二事務局長
委員会では今後、弁護士など外部の有識者を加え、5月末をめどに調査をまとめることにしています。




