倉敷美観地区の老舗旅館跡と空き家を改修してできた飲食店施設「奈良萬の小路(こうじ)」が、きょうオープンしました。
お昼すぎの美観地区。新しい飲食施設「奈良萬の小路」に行列ができています。「奈良萬の小路」は、中心市街地活性化事業の民間プロジェクトとして、空き家になっていた旅館奈良萬と白井(しらい)邸の建物を、当時の趣を残しながら再整備。美観地区の「食のゾーン」として生まれ変わりました。旧奈良萬旅館には、ラーメン、イタリア料理など6店。通りをはさんで向かいにある白井邸には、カフェバーと串焼き店が入っています。どの店も、倉敷市とその近郊のオーナーが経営し、料理には地元の旬の食材を取り入れるなど、地産地消をコンセプトに掲げています。同じく中心市街地活性化事業で1年前オープンした「林源十郎商店」も相乗効果でにぎわいました。今後、商店街など周辺へのさらなる波及効果も期待されます。




