地域で連携していじめや虐待を無くそうと、ライフパーク倉敷でシンポジウムが開かれました。
このシンポジウムは地域で連携していじめや虐待を防ぐ啓発活動や被害者支援を行っている『おかやま児童虐待事例研究会』が行っている公開講座で、愛育委員や民生委員など地域福祉の関係者およそ200人が参加しました。倉敷市立新田中学校の文屋 憲次校長をはじめ、倉敷成人病センターの小児科医・御牧 信義医師など、4人が順に事例発表をしました。その中で自分の子どもを3人による集団暴行で亡くした経験を持つ、『NPO法人 おかやま犯罪被害者サポート・ファミリーズ』理事の市原千代子さんは、被害者にも加害者にも成りかねない子どもたちの手を地域ぐるみで守っていかなければいけないと訴えました。参加者は講演を通して地域で連携して子どもをいじめや虐待から守ることの大切さについて再確認していました。




