玉野市と岡山市にまたがる千両ナスの産地では、受験生の春を祝福するユニークナスビが登場し、話題を集めています。
ユニークなナスビです。「祝合格」という文字が、浮かび上がっています。手がけたのは、岡山市南区西七区の千両ナス農家で千両茄子有機栽培組合の組合長妹尾興一さんです。両面テープを取り付けた厚紙を文字にかたどり、収穫数日前のナスビに貼り付けます。張り付けた部分に日が当たらないため文字が浮かび上がる変色の効果を利用しています。今から20年ほど前に、妹尾さんが娘の高校受験の合格を祈願して始めました。奇しくも今年孫の高校受験の祈願でも作ったそうです。結果は、娘も孫も合格。まさに縁起のいいナスビです。文字はナスビのサイズに合う範囲で自由に選ぶことができます。妹尾さんは、「来場者の希望に沿って、細工ナスビに喜んで協力する」と話していました。合格の喜びを迎えた今が、このナスビの最盛期だそうです。
きょう収穫し仕立てのナスビです。「祝合格」と書かれていて、手に持つといかにも縁起がいい雰囲気です。さらに、こちらのナスビ、「くらしきけーぶるてれび」と書かれています。この番組のために妹尾さんが作ってくれました。このナスビ、一般の千両ナスよりは少し大きめのサイズで、贈ったあとは、焼きナスにして食べると美味しいそうです。受験シーズンだけではなく、オーダーしてみては。妹尾さん電話0863‐62‐3203




