倉敷音楽祭の北海道交流フェスティバルの中から主な演目を3回シリーズで紹介する「北の大地の讃歌」。最終回の3回目はアイヌの民族音楽を紹介します。
北海道に先住するアイヌの人々。独自の言語を持ち、自然を尊び、自然と共に暮らしてきました。姉妹でアイヌの唄を奏で続けている「KAPIW&APAPPO」の2人。阿寒湖の近くで生まれ育ち祖母の代から伝わる春をテーマにした唄を披露しました。
この楽器はムックリと呼ばれるアイヌ独特の楽器です。
竹の先についた紐で弁を振動させて音を出します。
自然の神に捧げるアイヌの音色は、心に染み入るような懐かしい生命の讃歌でした。




