みなさんは、救急医療情報キット「命のバトン」というものをご存じでしょうか?かかりつけ医や持病などをこのバトンの中に記入して保管しておくと急病になったとき、最初に見つけた人などがこの中の情報を確認し、病院へ引き継いだり、緊急連絡先になっている親族などへの連絡がスムーズにできるものです。「命のバトン」の活用法や「防災」について学ぶ児島地区地域ケア会議の研修会が開かれました。
倉敷市児島地区では、医師会や、愛育委員、福祉協議会、高齢者支援センターなど福祉関係者などでつくる「小地域ケア会議」を6カ所に設立し、孤独死の防止や連帯感の強化など住民主体の地域活動を展開しています。研修会では、児島地区地域ケア会議委員長で児島医師会副会長の田嶋憲一医師が「地域のいのちを守る、命のバトン」と題して、一人暮らしの高齢者などの安全・安心を確保する「命のバトン」のしくみや活用法などを説明しました。そのほか、孤立死の防止のための地域の取り組みや災害時の支援活動など地域で命を守る大切さを学びました。




