総社市の山手公民館で10日、「山手健康福祉フェア」が開かれ、健康体操やニュースポーツなどを通じて、地域住民が交流を図りました。
住民の健康福祉向上と交流を目的にしたこのイベント。実行委員会が企画して、平成19年から開催しています。まずは「腸(ちょう)トレ体操」を参加者全員で行いました。腹式呼吸や腸の周りの筋肉をストレッチすることで、気持ち良い排便が期待されるそうです。会場では、参加団体の健康に関する展示のほか、山手地区栄養改善協議会が開発したニンジンドーナツ、山手子育てサロンによる雑貨の販売などがあり、多くの人が買い求めていました。ニュースポーツの体験コーナーも人気を集めました。円盤を投げ合う競技「ディスコン」は、子どもたちが真剣勝負を繰り広げました。こちらの「スポーツ吹き矢」は、およそ5m離れた円形の的をめがけて息を使って矢を放ち、その得点を競うスポーツです。集中力や心肺機能の向上、自律神経の強化などに効果があるといわれています。手軽に挑戦できる競技とあって、子どもからお年寄りまで、楽しそうに体験していました。そして、この人も、スポーツ吹き矢にチャレンジです。また、イベント名物の「吉備路大なべ」が登場。500杯分の豚汁を参加者に振る舞いました。地域住民の会話も弾み、ぬくもりあふれるイベントになりました。




