東日本大震災から11日で丸2年。倉敷市では、「防災」の大切さを子どもたちに伝えるための防災体験イベントが行われました。
アリオ倉敷で開かれた防災体験イベントは、全労済岡山県本部の呼びかけで設立した「子ども防災ネットワークおかやま」が主催したものです。会場では、災害時に必要な知恵を学ぶクイズや体験コーナーなどが設けられました。特に、防災体験プログラムでは、絵本の読み聞かせで地震が発生したときの対処法を教わったり、瓦礫の下敷きになっている人を助け出すジャッキの使い方を体験しました。また、ガラスの破片に見立てた卵の殻の上をはだしで歩き、災害時には足元にも危険があることを身をもって学びました。イベントステージでは、安政の南海地震で起きた津波の実話をもとに小泉八雲が描いた「稲むらの火」の朗読劇が上演され、訪れた家族連れは楽しみながら防災への関心を高めていました。




