倉敷被爆者会はきょう、互いの被爆体験を話す親睦会を開きました。
倉敷市児島の鷲羽ハイランドホテルで行われた親睦会には、倉敷被爆者会の会員29人が参加しました。この日は、講演会が開かれ、3人の会員が「原爆が落とされたときは、青い光が見えた」や「避難所にいた人は体中やけどで真っ赤だった」などと、当時の悲惨な体験を語りました。現在倉敷市には、1945年に広島と長崎に落とされた原爆で被害にあった被爆一世がおよそ250人いると言われています。被爆一世には、実際に原爆を体験した人はもちろん、原爆投下時に母親の胎内にいた人や被爆者の治療をするために、被爆地へ行った人なども含まれています。倉敷被爆者会では、被爆一世だけでなく被爆二世や原爆を知らない人にも、原爆の悲惨さや被爆者について理解してもらおうと、これからも親睦会を開いていくことにしています。




