国内初の民間天文台『倉敷天文台』の観測室が老朽化に伴いライフパーク倉敷に移設・保存されることになり、きょう(4日)から解体工事が始まりました。
解体作業は朝から始まり、2人の作業員が工具を使って一つずつ金具を外していきました。国の登録文化財である倉敷天文台の観測室は木造スライド式の屋根で知られ、室内のレバーを回すことで開閉します。この開閉を調節する20キロを超える錘なども取り外されました。31・5センチのカセグレン式 反射天体望遠鏡は既に点検修理に出されていて、解体作業後の観測室は移転先のライフパーク倉敷で復元保存されます。なお、新しく建て替えられる倉敷天文台は9月頃に完成の予定です。




