総社市西部の久代地区で、地震や風水害などの災害に備えようと防災訓練が初めて行われました。
防災訓練は、高齢者を災害から守ろうと、久代地区社会福祉協議会が初めて企画しました。集まった住民は、高齢者を中心に80人。一人暮らしのお年寄りも少なくありません。訓練では、毛布を使ったタンカの作り方や、安全な運び方を学びました。日本赤十字社のボランティアスタッフが講師を務め、「リーダーを決めて声を出し合う」、「頭側を持つ人が先に持ち上げる」など、救護される人に対する配慮が大切なことをアドバイスしました。また、避難するときに持ち出すべきものは何か、住民が意見を出し合いました。アドバイザーの総社市職員は、避難するときには、持病の薬を必ず忘れないよう呼びかけました。防災意識を高めることは、 地域の暮らしやすさにつながるとして、久代地区では、これからも防災対策に力を入れていく考えです。




