災害時のボランティア活動を在住外国人と一緒になって学ぶ研修会が倉敷市で開かれ、避難所の設営や炊き出しなど実地訓練が行われました。
岡山県と倉敷市の国際交流協会が主催したこの研修会は、大きな地震災害を想定し、外国人被災者を支援するボランティア活動の在り方などを在住外国人と共に学ぶものです。ライフパーク倉敷の大ホールを避難所にして行われた実地訓練には、中国、フィリピンなど7か国15人の外国人を含む60人が県内外から参加しました。参加者は、倉敷市の防災危機管理室の指導のもと救援物資の仕分け作業をはじめ、非常用炊飯袋を使った炊き出しやテントの設営、停電による暗闇の対処法などを避難所生活の一端を体験しました。また、多文化共生マネージャー全国協議会理事の柴垣禎(ただし)さんを講師に迎え、災害時に、外国人被災者へ情報を伝える多言語支援活動の実際を体験学習しました。




