県立倉敷中央高校の福祉科の生徒が日ごろの学習の成果を発表する「ウェルフェアデー」が開かれ、生徒たちは、地域の高齢者や福祉施設の利用者たちと交流を深めました。
倉敷中央高校福祉科では、14年前から地域に根ざした教育活動を行うために毎年「ウェルフェアデー」を実施しています。去年までは、倉敷チボリ公園で行っていましたが、今年は、倉敷市芸文館に会場を移しました。去年から福祉科の生徒だけでなく看護科、家政科の生徒も参加しており、福祉科の生徒が、介護実習を行っている福祉施設の利用者や西富井老人会の会員など約70人を招きました。生徒たちは、高齢者の血圧を測ったり車椅子利用者の体調などを気遣いながら介助していました。芸文館アイシアターで 行われたアトラクションでは、福祉科の1年生から3年生までの生徒108人が学年別に手話を交えた合唱やパフォーマンスなどを披露しました。参加した、福祉施設の利用者や地域のたちも、合唱にあわせて手をたたいたり手話をしたりと若い高校生と一緒の楽しいひと時を過ごしていました。平成8年に開設された県立倉敷中央高校の福祉科では、介護福祉士やホームヘルパーなど福祉のスペシャリストを養成しています。




