倉敷市の粒江小学校のクリ園で、29日、児童や幼稚園児がクリ拾いを楽しみました。
クリ拾いに参加したのは、5年生の児童69人と、近くの粒江幼稚園の園児58人のあわせて127人です。粒江小学校のクリ園は、明治41年頃、地元の住民が寄付したもので、太平洋戦争当時は、サツマイモ畑にして住民の飢えをしのいだ歴史もあるということです。現在、児童や教職員、PTAで200本近いクリの木を世話をしていて、毎年クリ拾いを楽しんでいます。今年の出来は、実の数も大きさも例年以上ということで、児童たちは来年入学してくる園児たちを手伝いながら、地面いっぱいに落ちているクリを拾い集めていました。きょう拾ったクリは、一部を付近の福祉施設へ贈り、残りを各自家庭に持ち帰って秋の味覚を楽しむことにしています。




