七宝焼作家 丸山昌子さんと教室生の作品展が、倉敷市本町のギャラリー十露で開催されています。
七宝焼や銀粘土を使った作品で数々の賞を受賞している丸山昌子さんは、現在、岡山市や倉敷市の公民館など8ヵ所で教室を開いています。今回は、その教室生とともに500点の作品を展示しました。丸山さんは、銅版や金属の上に釉薬をかけた七宝焼を抽象的な作品に仕上げています。従来の作風に、新たな視点と質感を生み出そうと、銀粘土や彫金を組み合わせた大作にも挑戦しています。また、会場にはブローチやペンダントといった小物など、教室生の力作も並びます。銀粘土を加工したアクセサリーなどは、訪れた人たちが手にとるなどして楽しんでいました。最近では、20年、30年のベテランが中心だった教室に、30代の若い女性が加わるなど、互いの感性が作品づくりに良い刺激を与えているそうです。丸山昌子さんと教室生の作品展は、10月1日まで倉敷市本町のギャラリー十露で開かれています。




