「倉敷雛めぐり」に合わせて、倉敷民藝館では、フェルトで作るお雛様のワークショップが開かれました。
ワークショップには、倉敷市内外から16人の女性が参加しました。講師は、岡山県出身で神戸市在住のフェルト作家三谷恵子さんです。フェルトとは、動物の毛を集めて圧縮してつくる不織布です。参加者は、羊毛を引きぬくようにちぎり、20センチ四方の中に 重ねました。そして、アルカリ性の石鹸水を振りかけて巻きすで巻き取るように圧縮してフェルト地を仕立て、お雛様を作りました。フェルトは裏表両面が使えるようになっていて、お内裏様とお雛様を完成させました。倉敷民藝館では、イベントに合わせて人間国宝・芹沢銈介さんの型絵染の掛け軸 と曜山眞さんの切絵ひなの掛け軸が展示されています。【インタビュー】フェルト作家三谷恵子さん




