玉野市は、平成25年度の当初予算案を発表しました。防災対策や公共交通の整備、子育てや教育など市民生活に密着した施策に重点配分した予算編成となっています。
玉野市の黒田 晋 市長は、市民生活に密着した2013年度の当初予算案のねらいを「これまでの課題を解決するための予算」と話しました。一般会計の総額は、220億円。国の緊急経済対策により、学校施設の耐震改築などが3月補正予算に前倒しされたことなどから前の年よりも2・4%減って、3年連続で減額予算となっています。学校施設の耐震化などの防災対策、4月から本格運行する新公共交通、基礎学力アップのための少人数指導など子育て・教育に手厚く配分しています。今年度の主な事業は、ご覧のとおりです。災害対策として市内10カ所にポンプ場を整備する費用に2億円、田井小学校の耐震改築工事に1億5、000万円、4月から本格運行する新公共交通の運営費に6、500万円、小学3年生以上の全学年の算数の授業で25人以下の少人数指導を行う事業に1、000万円となっています。一方、歳入のち、市税収入は、景気の影響で前の年よりも3・6%の減少を見込んでいるものの、地方交付税は、前の年よりも4・2% 増加しています。財政調整基金などの基金から7億円を取り崩します。2013年度の当初予算案は、2月28日に開会する定例市議会に提案されます。




