総社市は、平成25年度の当初予算案を発表しました。一般会計の総額は、過去最大で教育関係予算に重きを置いて配分しています。
片岡市長が「教育最優先予算」と名付けた新年度の予算。一般会計の総額は、253億2、000万円で、平成24年度当初に比べ1・2%の増額です。最も重きを置いている教育費の総額は、前年度に比べて8・1%増え37億2、400万円。
主な内容は、ごらんのとおりです。
▽総社東中と西中にエアコンを整備する事業に1、 200万円。
▽各学校の課題に応じて教員を増員する事業に1億3、700万円。
人数の多い学校や、習熟度別授業をする学校の教員不足を補助するもので、10人を増員します。
また、市の貯金となる財政調整基金から5億3、300万円取り崩しています。これは、税収の大幅な伸びが期待できない中、社会保障関係費の市の持ち出し分が不足したことなどが要因です。
そのほかの主な事業は、御覧の通りです。
▽新しい一般廃棄物最終処分場の測量設計に関わる経費に7、300万円。
▽旧吉備路郷土館の改修事業費に8、900万。平成26年4月のオープンを目指します。一般会計予算案は、27日(水)に開会する定例市議会に提案されます。




