現在、倉敷市中央の加計美術館で、倉敷芸術科学大学の学生と卒業生による絵画展が開かれています。
「彩展」と称したこの展示会には、大学の美術工芸学科油画コースで学ぶ学生とその卒業生の作品、46点が並びました。この展覧会は、画を描くだけでなく、自分の作品を世の中に発信する術も身につけてもらおうと、油画コース発足時から行われており、企画や構成、運営など全て学生たちの手によるものです。今回の展示会には、人物などを写実的に描いた具象作品が多く、繊細なタッチで描かれた作品の数々は、見る人を絵の中の世界へと誘ってくれます。また、2階展示室では色をテーマとした特別展示が行われています。この部屋では、テーマの色をイメージして描かれた作品を並べ、まるで部屋全体がパレットに並んだ絵の具のように演出されています。こちらは、青をテーマとした作品です。この倉敷芸術科学大学油画コースの展覧会は、倉敷市中央の加計美術館で来月7日(水)まで開かれています。入場料は無料です。




