倉敷市立中洲小学校の児童が、全校あげて集めた空きアルミ缶で購入した車いす2台を、学区内の介護福祉施設へ寄贈しました。
6日の放課後、倉敷市酒津の介護福祉施設「和楽の里」を訪れたのは、中洲小学校のボランティア委員会の5・6年生27人です。施設利用者をはじめ、中洲地区社会福祉協議会の役員などが出席した贈呈式では、児童の代表が、「中洲小の全校936人みんなの気持ちがこもっています」と車いす2台を引き渡しました。中洲小では、ボランティア委員会が中心となって、毎月3回、家庭から出るアルミ缶を持ち寄っています。集まったアルミ缶は、換金して車いすを購入し、倉敷市社会福祉協議会や福祉施設などへ寄贈しています。車いすの贈呈を受けた施設長の光岡純子さんは、「みなさんからいただいた車イスを大切に使わせていただきます」とお礼を述べました。中洲小学校では、2年前にもこの施設に車いす2台を贈っており今回で合わせて4台となりました。今後も、地元の福祉施設に車いすを贈る活動を続けていく予定です。
【インタビュー】中洲小6年伴埜海夢くん




