趣味で陶芸に親しんでいる倉敷陶芸会の年に1度の展示会がきょうからはじまりました。
倉敷陶芸会には倉敷市内を中心に近郊の陶芸愛好家37人が所属しています。会場となった倉敷市立美術館には会員たちの力作およそ160点が並べられました。茶碗や壷、花瓶をはじめ造形作品も多くあり訪れた人が足を止めて見入っていました。今年からこの会の会長になった姫野磨さんは波模様の入った大皿を出品しました。また、佐々木厚子さんは人気アニメ「となりのトトロ」をモチーフにした造形作品や、可愛らしい鬼の作品を出品しました。中本孝子さんは去年閉園した倉敷チボリ公園の風景を作品に絵付けしました。このほか、近藤静子さんは陶磁器の明かりのオブジェを出品しました。細かな部分まで手をかけた力作です。倉敷陶芸会では会員のレベルアップのため年に1度、近県の窯元を訪ねる研修旅行も行っていて、今年、萩に行ったときに焼いた茶碗もずらりと並べられました。会員たちの個性が勢ぞろいした陶芸会の作品展は27日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




