倉敷市立川辺幼稚園では、保護者を対象に三人乗り自転車の講習会が開かれました。
この講習会は７月から解禁された三人乗り自転車について理解を深めてもらおうと倉敷市が開きました。講習会には川辺幼稚園の３歳児と保護者およそ４０人が参加し、市の担当者から説明を受けました。三人乗りと認められた自転車は幼児２人を乗せても十分な強度や走行性能があるなど警察庁が示した安全基準を満たしたものです。参加した母親らは、安全基準を満たした３人乗り自転車に試乗し、安定した走りや子どもの乗り降ろしのしやすさを体験しました。こちらの幼稚園では、自転車での送り迎えが全園児のおよそ４割を占め、そのうちのほとんどが三人乗りということです。しかし、安全基準を満たした自転車は他の自転車と比べて高額で、保護者が敬遠しているのが現状です。講習会を開いた倉敷市では、今後も基準を満たした三人乗り自転車を広くＰＲして、事故防止につなげていきたいとしています。
