玉野市の消防出初式が13日行われ、消防関係者が、地域の安全を守るための決意を新たにしました。
出初式には、消防職員や消防団員などおよそ550人が出席しました。玉野市消防本部の松浦 秀樹 消防長は、「消防に携わる者としての高い誇りと職務の重要性を認識し、住民の安全 と郷土の繁栄のため、一層の努力と精進をお願いします」と呼びかけました。出席者は、引き締まった表情で、この一年の地域の安全を守る決意を新たにしていました。出初式では、消防活動に尽力した関係者173人に表彰状などが贈られ、功績をたたえました。玉野市消防局管内の 去年1年間の火災件数は25件で、最近10年間の平均値と比べて10件ほど減っています。去年は、3年ぶりに火災による死者もゼロでした。一方、救急の出動件数は2、912件で、4年ぶりに減少しています。玉野市消防本部では、10年ほど前から防火・防災の出前講座を積極的に行っていて、今年も継続した啓発活動で市民に防火・防災を呼びかけていくことにしています。




