子どもから美術初心者の大人まで、楽しく触れられる作品展「こどもびじゅつかん」が、倉敷市立美術館で開かれています。
会場には、絵画や工芸品など、岡山県ゆかりの作家を中心に39点の作品が並び、4つのコーナーに分けて紹介しています。児島虎次郎の絵画9点は、主に倉敷市内の小中学校と幼稚園が所蔵しているものを集めました。傷みが激しかったため、このほど、市立美術館で修復したものです。倉敷を代表する画家・池田遙邨(いけだようそん)の作品を集めたコーナーでは、掛け軸や屏風など、さまざまな日本画の形式を比較することができます。工芸品6点は、大野昭和斎、難波仁斎などの作品を紹介。数々の匠の技について、やさしく解説しています。また、現代美術のコーナーは、作家の考え方を知ることで、楽しめるように構成されています。「こどもびじゅつかん びじゅつはかせになろう」は、3月20日まで、開かれています。




