倉敷市は、現在進めている児島市民病院の建設構想中間案の検討状況を市民に説明し、市民から意見を聞きました。
市が検討中の建設構想は、児島駅前の現在地に全面建て替えする案で建物は5階から6階建て。現在の病院の機能や規模は、確保しつつ、診療科を現在の18科から要望の高い産科などの開設を検討しています。説明会では、市の担当者が現在地での建替え案について、移転の場合よりもコストを押さえ、工期を短縮できるなどのメリットを説明しました。出席した市民からは、「移転による建替えについても積極的に検討してはどうか」、「現在地で耐震対策などは十分か」など様々な意見が、出ました。これに対して、市の担当者は、「いただいた貴重な意見を持ち帰って検討していく」と約束しました。倉敷市は、築39年で老朽化の目立つ児島市民病院を建替えようと、今年から建設構想の検討を行っています。来年の3月までに建設構想をまとめる予定で、建設構想の案ができた段階で、再度、市民説明会を開き、市民の意見を聞くことにしています。




