県立倉敷中央高校と倉敷工業高校の生徒が一緒に老人福祉施設を訪れボランティア活動を行いました。
倉敷市中島の特別養護老人ホーム「ますみ荘」を訪れたのは、倉敷中央高校福祉科の3年生34人と、倉敷工業高校機械科の3年生10人です。生徒たちは「ますみ荘」の利用者が毎日使ってる車いすを整備しました。車いすを整備するにあたり、合同講習会を開き、倉敷中央と倉工の生徒は、それぞれの専門分野である車いすの安全な操作方法や車いすの整備方法をお互いに教え合いました。その講習会を踏まえ生徒たちは、車いすの空気圧のチェックやブレーキの利き具合を確かめながらタイヤに空気を入れたり、緩んだネジを締めたりしました。また、洗剤などを使使い車いすの汚れや車輪のサビを落とすなどしてピカピカに仕上げてきました。車いすの整備ボランティアは、倉敷中央と倉工の生徒の技術や知識の交流を目的に平成16年度から行われています。車いす整備ボランティアのあと生徒たちは、「ますみ荘」の利用者とレクリエーションで交流を深めたほか生徒が手作りした車いすのアームレストカバーをプレゼントしました。




