大原美術館では、名画の埃を取り払う年末恒例の大掃除が行われ、迎春準備を整えました。
大原美術館は休館日のこの日、職員50人が総出で作業に当たりました。本館には、絵画や彫刻が89点あり、2階の展示室では、モネの「睡蓮」やゴーギャンの「かぐわしき大地」などの名画が傷つかないようゆっくりと壁から下されました。職員は、刷毛を使って、額縁の装飾に溜まった1年の汚れを落としまた、額面の曇りを布で拭いていきました。大掃除は、11月末から分館や児島虎次郎館などにあるおよそ1500点ある作品の大半を対象に行われます。大原美術館は、今年度、去年同様の32万人の来館者を見込んでいます。年内は今月27日まで営業され、新年は、1月1日から営業となります。




