明るい師走を過ごしてもらおうと倉敷備中神楽伝承道場は、倉敷市真備町で歳末チャリティー公演を開きました。
21回目となる倉敷備中神楽伝承道場の歳末チャリティー公演は、倉敷市真備町川辺のAコープ真備店で行われました。会場には、募金箱が置かれ、買い物客などに歳末たすけあいのための寄付金を募りました。今年、設立20周年を迎えた倉敷備中神楽伝承道場では、代表の難波健治さんを中心に幼児から70代までが備中神楽の稽古に励んでいます。設立当初から師走にはチャリティー公演を行っています。今年も「導きの舞」を皮切りに、「国譲り」「岩戸開き」「大蛇退治」など、なじみの演目を上演しました。「国譲り」では、両神と建御方の命が争ういわゆる鬼退治の場面を小学生太夫たちが演じ、観客から拍手が沸き起こっていました。今回集まった募金は山陽新聞社社会事業団へ寄託することになっています。




