倉敷市は、津波が発生した時の迅速な避難に役立ててもらおうと、一目でわかる海抜表示板の取り付けを始めました。
設置している表示板は、タテ40㎝、ヨコ30㎝で、その場所の海抜表示とともに「津波に注意」と添えられています。平成18年に倉敷市が作成した津波のハザードマップで、浸水の想定区域に指定された地域300カ所に取り付けられます。平成18年の想定では、東南海・南海地震が発生した際に最大でおよそ3メートルの津波が倉敷市に押し寄せる恐れがあって、茶屋町地区にも50㎝から1メートルの津波がくると言われています。岡山県では、国が示した大地震に対する新しい想定をもとに被害想定の見直しなどを行っています。倉敷市では、県の見直しがまとまる来年2月以降に新たに津波ハザードマップを作成する方針です。倉敷市の海抜表示板の設置は、12月末までに終える予定です。




