玉野市山田のサンマリン保育園で地震や津波を想定した避難訓練を行われました。
玉野市の東地域の沿岸部に位置するサンマリン保育園の海抜は、1・8メートル。去年の3・11以降、地震による津波を想定した避難訓練を行っています。【インタビュー:サンマリン保育園 林登志恵園長】今回は、地震が発生し、揺れは収まったものの、津波が沿岸部に押し寄せてくるとの想定で、園児たちは、園舎の外へ出て高台へ逃げる訓練をしました。年齢の大きい子が小さい子の手をとりながら零歳から5歳児まで130人の園児たちは、保育園から北へ800メートルほど離れた高台へ歩いて避難しました。無動院のお寺がある高台は、標高35メートルで、原自治会など地区住民の避難場所となっています。高台へ続く坂道は、一部に急な傾斜もあり、子どもたちは苦労しながらも落ち着いて安全な場所へ逃げる訓練を通して、「自分の身は、自分で守る」ことの大切さを学びとっていました。




