静岡県島田市の彫刻家土屋誠一さんのデニムブラストアート展が、児島市民交流センターで開かれていて、デニムの新たな可能性を追求したデザイン作品が展示されています。
身近な自然をデニム生地にデザインした作品の数々。高圧の砂を吹き付けて色落ちさせるサンドブラストの技法を取り入れています。デニムブラストアートは、彫刻家の土屋誠一さんが、ジーンズのダメージ加工でサンドブラストが使われていることなどをヒントに、9年前から手掛けています。特徴は、仕上がりの奥深さ、藍の持つ表情=色を様々に変え、独特の立体感を生み出しています。中でも、フクロウと月をモチーフにした作品は、色の変化によって、作品全体の雰囲気を巧みに変え、デニムの魅力を引き出しています。土屋さんは、もともとガラスや石の彫刻を手掛けていて、デニムブラストアート単独の作品展は今回が初めて。作家としての新たな挑戦に国産ジーンズ発祥の地・児島を選びました。デニムの新たな可能性を追求した彫刻家土屋誠一さんのデニムブラストアート展は、児島市民交流センターで30日(金)まで開かれています。




