女性将棋の公式タイトル戦「第20期大山名人杯倉敷藤花戦」の第二局が、倉敷市芸文館で行われ、里見香奈女流四冠が連勝し、タイトル5連覇を果たしました。
里見香奈倉敷藤花が先勝して迎えた第二局。挑戦者・矢内 理絵子女流四段の先手で、対局が始まりました。序盤は、後手の里見倉敷藤花が角の取り替えをしかけるなど積極的な将棋を展開しました。午後からは、会場を倉敷市芸文館大ホールに移して公開対局となりました。中盤から里見倉敷藤花のペースに移り矢内女流四段も反撃の糸口を探りましたが、つかむことができず、 里見倉敷藤花が98手で、矢内女流四段を下し、2連勝でタイトルを防衛。通算5期、倉敷藤花のタイトルに輝いた女流棋士に与えられる称号「クイーン倉敷藤花」を獲得しました。「クイーン倉敷藤花」の誕生は、清水市代女流六段に続き、史上2人目です。




