倉敷本染手織研究所の卒業生でつくる倉敷本染手織会の作品展が、倉敷民芸館で開かれています。
会場には、倉敷本染手織会のメンバー30人が手掛けた、およそ800点の作品が並んでいます。藍や弁柄などで染めた木綿や絹、毛などを素材に、一点一点丁寧に織られています。マフラーやショール、バッグのほか、今年はバッヂやブローチ、名刺入れなどの小物も充実しています。倉敷民芸館の外村吉之介(すけ) 初代館長が昭和28年に設立した倉敷本染手織研究所の卒業生は、300人を超えました。巣立った生徒の技術研鑽のほか、本染手織り作品の良さを広く周知することを目的に、毎年作品展を開いています。倉敷本染手織会作品展は、25日まで開かれています。




