倉敷市内の建設業者が暴力団との関係排除に向けて総決起大会を開きました。
総決起大会には、岡山県建設業協会倉敷支部に所属する建設業者から50人が出席しました。県建設業協会倉敷支部の岡本靖磨呂支部長は「警察などと連携して安全安心な社会に貢献していきたい」と挨拶しました。倉敷警察署の寳満智彦 捜査管理官が「暴力団との関係を徹底的に排除していただけるよう今後もご協力をお願いします」と呼びかけました。去年、倉敷市では、公共工事をめぐって談合事件が発覚し、暴力団関与の可能性が指摘されました。再発防止へ向け関係機関の連携強化を図るとともに倉敷市は、今年4月から暴力団排除条例を施行し、公共工事を請け負う業者に対して下請け業者などに暴力団と関係がないことを示す誓約書の提出を義務づけました。決起大会では、暴力団との癒着が一切ない健全な業界を目指して、暴力追放宣言を採択しました。




