今月17日、全国高校ラグビー・岡山県予選の決勝戦が行われ、倉敷工業高校が関西高校をやぶり2年ぶり3度目の花園出場の切符を手にしました。
雨の降りしきる中はじまった決勝戦。白と緑のジャージ・倉工は試合序盤、関西に攻め込まれ苦しい展開が続きます。しかし選手一丸となって関西の攻撃をしのぎチャンスを待ちます。試合が動いたのは前半16分でした。倉工は、敵陣22m付近での混戦から7番竹ノ内 康希が抜け出し、最後は、13番岡辺 諒へとつないで先制のトライを決めます。ゴールも決めて7‐0とします。2年ぶりの花園へ向け、応援席の保護者やOBの声援にも力が入ります。追いかける関西も後半に反撃。ゴールライン手前まで押し込む場面もありましたが、倉工は持ち前の粘り強さで このピンチを切り抜けます。そして、後半25分。敵陣ゴール前5mのスクラムをターンオーバーした倉工は、9番・キャプテンの岡野公太が右中間へトライ。12‐0とリードを広げます。そして試合は、このままノーサイド。倉工は、2年ぶり3度目の優勝を飾り、花園への切符を手にしました。全国高校ラグビー大会は12月27日に開幕します。




