総社市は、宮城県の仙台市長を迎えて講演会を開きました。
仙台市の奥山恵美子市長が総社市を訪れたのは、総社市が宮城県へ支給している「そうじゃ・宮城(みやぎ)っ子基金」に対するお礼と震災からの復興報告のためです。「そうじゃ・宮城っ子基金」は、東日本大震災で両親を亡くした宮城県内の子どもたちを支援するための基金です。総社市民からの寄付金をもとに平成23年6月に設立され中学3年生までの子ども一人につき年間10万円を5年間支給するもので、現在、79人に支給されています。集まったおよそ300人の歓迎の中、奥山仙台市長は、片岡聡一総社市長から79人の「そうじゃ・宮城っ子基金」支給者へのクリスマスプレゼントとして図書券を受け取りました。また、夏休みに仙台の被災地を視察した総社市の中学生からは、活動の様子をまとめたDVDを奥山仙台市長へプレゼントしました。そして、「仙台からのメッセージ」と題して行われた講演では、仙台平野を大津波が襲い、多くの尊い命を失った震災の様子や、被災状況、復興へ向けての取り組みなどを仙台市長として、説明・報告しました。




