11月9日から15日までは秋の火災予防運動週間です。玉野市消防本部は、みやま公園で、シナリオなしの林野火災を想定した消火訓練を行いました。
訓練は、事前の打ち合わせのない、シナリオなしで行われ出火場所の発見など隊員の判断力が試されました。訓練では岡山県消防防災ヘリも出動し、公園内の池から水を汲み放水を行いました。飛び火したという状況でも隊員は迅速に消火活動を行いました。シナリオなしの訓練は効率的な消火活動能力を養うため平成15年から行われていて、防災ヘリと連携した訓練は今回が初めてです。
【インタビュー】◆ 玉野市消防本部警防課 澤満也 課長
岡山県は雨が少なく乾燥しているため火事が起きやすい環境にあります。平成11年からの10年間で岡山県内では一年平均90件の林野火災が発生していて全国で5番目に高い発生率となっています。




