玉野市立総合文化センターできのう(9日)から、八浜陶芸クラブの第10回作品展が、始まりました。焼き色の風合い豊かな備前焼が、訪れた人たちを楽しませています。
八浜陶芸クラブは、創造力豊かな細工物を手がける備前焼作家の花房壮一さんが、指導するクラブです。会場には、会員12人と指導者の花房さんが作陶した器や細工物など139点が、展示されています。陶芸を始めたばかりの会員から10年以上のキャリアを重ねた会員まで様々ですが、それぞれが、自由な発想を大切に焼き色の違う風合い豊かな作品に仕上げました。会場で目に入ったのが、手ひねりによる細工物です。指導者の花房さんが、得意とする分野です。このうち、クラブの岡本多賀子会長は、数年来構想してきた鯉の細工物を出展しました。鯉の頭と尾で焼き色に変化があって、満足な出来に仕上がったそうです。八浜陶芸クラブの会員が力作を展示した第10回作品展は、11日まで玉野市立総合文化センターで開かれています。




