児島商工会議所や地元繊維メーカーなどでつくるせんい児島ジーンズ巡りプロジェクト実行委員会は、今年度から3年間でジーンズをキーワードにした観光振興策に取り組んでいます。その一環として試験栽培していた綿花の収穫が、きのう(8日)、行われました。
試験栽培は、児島商工会議所から協力の依頼を受けた児島のジーンズメーカー桃太郎ジーンズなどでつくるジャパンブルーグループが、5月から自社の畑10アールで行いました。収穫作業には、ジャパンブルーグループの従業員6人があたり、白色と茶色の二種類の綿花を丁寧にもぎとりました。綿花は、この夏の天候にも恵まれ、順調に成長、10キロ以上の収穫が見込まれています。デニムのズボン1着をつくるのに、およそ800グラム前後の綿花を使用するそうです。児島商工会議所などでつくる実行委員会は、観光振興策の試みの一つとして、一般の人たちに綿や藍の栽培から加工までを体験してもらう取り組みなどを計画していて、今回の結果をもとに、具体的な取り組みについて検討します。




