倉敷市真備町の二万地区では「三世代ふれあい祭」が開かれ、地域住民が、世代を超えて交流を深めました。
倉敷市立二万小学校で開かれた「三世代ふれあい祭」には二万地区の園児から大人までおよそ350人が参加しました。「三世代ふれあい祭」は二万地区の恒例のイベントで、今年で20回目です。参加者は体育館と教室に分かれ昔遊びなどをして楽しみます。体育館ではコマやあやとり、お手玉などのコーナーが設けられました。子ども達は地域のおじいちゃんおばちゃんから遊び方を教えてもらいながら交流を深めていました。
教室では、刺繍や編み物を学ぶ手芸コーナーや大正6年の二万小学校の卒業写真を見たり、戦時中の格好などを体験してみたりしました。その他、竹を使った笛や空気鉄砲を作るコーナーなど昔遊びを学んでいました。この「三世代ふれあい祭」は疎遠になりつつある世代間の交流と昔の遊びや伝統を子ども達に知ってもらおうと二万地区まちづくり推進協議が開いています。
【インタビュー】◆ 二万地区まちづくり推進協議会 中嶋一明会長
最後は二万小学校の児童が収穫したサツマイモを使ったサツマ汁もふるまわれ、参加者は楽しいひと時を過ごしていました。




