倉敷市内に住んでいるお年寄りの作品を集めたシルバー作品展が、倉敷市立美術館で開かれています。
シルバー作品展は、陶芸や書道などを一般に公開することで、創作の楽しさを実感してもらおうと、倉敷市と老人クラブ連合会が主催となり毎年開いています。36回目となる今年は、市内の17の老人クラブ会員が創作した陶芸や書道、手芸など7ジャンル453点が飾られています。今回の作品展で特に多く見られるのが押絵です。押絵は布に綿を詰めて立体感を持たせることで、絵に丸みや柔らかさを出すことができます。会員たちは、市内の公民館や施設などで月に2回程度創作を楽しんでおり、展示された作品は、細かな技術で魚や花を刻んだ木彫りや迫力のある筆遣いの書道など、長年培った豊かな技能や趣味を生かした力作ばかりです。シルバー作品展は、今月23日まで、倉敷市立美術館で開かれています。




