スーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている清心女子高校で、活動の成果などの発表が行われました。
清心女子高校は平成18年度から文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け生物の生態調査など理科や数学などに力を入れています。
活動報告ではボルネオや沖縄で自然観察を行ってきたことを映像などを使いながら説明しました。また生命科学コースの3年生はシダ植物の「デンジソウ」が眠りにつく運動リズムを解析した研究結果を発表。眠りにつく運動リズムは体内時計による制御が働いていることや光の色の違いによっても変わってくることなどを実験方法なども説明しなから報告しました。この研究は今年、日本植物生理学会で優秀賞を受賞しました。また今年から初めて研究に対する意欲や今後の進路の参考にしてもらおうと卒業生による講演も行われました。広島大学理学部に進んだ前田祐伽さんは理学部を選んだ理由や大学で行っている研究などを説明しました。前田さんは英語で研究結果を発表する場面では、中学高校で培ったスピーチの経験が役に立ったことなどを話し在校生にアドバイスをしていました。




