荒廃する竹林の再生とタケノコの消費拡大を目指す倉敷市真備町のタケノコ生産組合は、「穂先(ほさき)タケノコ」を使った料理教室を開きました。
真備保健福祉会館で開かれた「穂先タケノコ」料理教室には、地元真備町をはじめ、玉島、総社、早島など倉敷市内外から24人が参加しました。「穂先タケノコ」とは、収穫されずに残ったタケノコを2メートルくらい伸ばし、その先を切り取ったものです。これまで、真備町のタケノコ生産者は、収穫後に残ったタケノコは、廃棄処分していましたが、料理法によっては、おいしく食べられることが分かりました。備中県民局と倉敷市では、タケノコの消費拡大に向け、県立大学と真備町若竹生活交流グループの協力により、新たな食材「穂先タケノコ」を使ったレシピを考案しました。料理教室では、ゆでて味をつけた穂先タケノコを鶏肉のミンチをはさんで油であげた「鶏はさみフライ」と「きんぴら」、穂先タケノコのメンマが入った「スープ」と「タケノコのタイ飯」の4品の作り方の指導が行われました。料理の作り方指導には、真備町若竹生活交流グループがあたり、シャキシャキした食感に富んだ穂先タケノコを使った料理法を伝授しました。【インタビュー:真備町若竹生活交流グループ代表堀内ミヨ子さん】この穂先タケノコの料理教室は、11月2日と、13日にもライフパーク倉敷で開かれます。#




