続いて、井笠鉄道の路線バス廃止問題です。きょう(19日)開かれた倉敷市議会建設委員会で、倉敷市関係路線の存続・廃止についての方針が、報告されました。
倉敷市は、井笠鉄道が倉敷市内を運行する路線バス4系統を対象に、来年3月末までの暫定措置について、方針を決めました。このうち、倉敷駅北口―矢掛線は、井原線での代替が可能として、廃止することにしました。また、新倉敷駅―寄島線は、平日11便を6便に減らし、広島県福山市のバス会社・中国バスに運行を委託します。一方、真備町内を循環する「真備さいくるバス」は、日の丸タクシーが、運行を引き継ぎます。車両はジャンボタクシーとセダンタクシーに代わりますが、運行本数や時間、運賃の変更はありません。委員会では、8月下旬に井原鉄道から経営状況が厳しいという相談を受けたことから、10月から予定していた真備さいくるバスの再編運行を中止にしたことなど、一連の経緯も説明されました。なお、存続する路線について、4月以降の運行継続は、まだ方向性が定まっていません。




